一週間程前に購入した水野俊哉著・「ビジネス書」のトリセツを読みました。
こういった本は、読み始めたら一気に読まないとダメだな、と改めて感じました。勢いのある本は、勢い良く読まないと、文章と自分のテンションにズレが生じる気がする。
さて、「ビジネス書」のトリセツ。
帯には、「ビジネス書を200%活用する仕組みを作る!」だとか、「ビジネス書のスキルが加速度的に身につく!」と謳われていますが、それはちょっと誇張しすぎじゃない?と感じています。
そこまでじゃない、というか、280ページというページ数に対し対象世界が広すぎるから、そんなに深く掘り下げられていない。
ちゃんと語ろうと思うと、このボリュームでは無理でしょ、と思うのです。
私には、著者の水野氏の意図が最後まで読んでもわかりませんでした。
例えば、勝間さんに対して否定的なスタンスなのかどうか?とか。批判しているのかな〜と思うと、「別に批判じゃないんです」と言ってみたり。肩すかしをくらったというか、「え?あ?そうなの。ふーん」という気持ちで止まってしまう。
かといって「じゃぁ、まあ、試しに読んでみるか」と思えるところまで、踏み込んでもいなくて。
逆に考えると、ヘンな先入観を与えられないのでいいのかな、とも思います。
PART5のビジネス書の書き方。
これは、なぜ「書き方」を書いているのかが、わからなかった。
本を読んだらアウトプットしましょう!!ということの遠回しな表現かと思ったけど、なんか違う。
書き方のノウハウを説明することで、世に溢れているビジネス書なんて所詮・・・的な批判でもない。
「僕の感性、いとをかし」って言いたかったのかなぁ??
この本のすばらしいところは、2009年現在のビジネス書というジャンルを、明瞭に図表化しているところだと思います。
各パートの途中に挿入されている資料や、PART6後半のマトリクスなど、ジャンルや好みに偏らず「ビジネス書」をたくさん読んでいる著者だからこそ作成できる資料だと思いました。
ここで紹介されている本をピックアップしていけば、遠回りせずに面白い本にたどり着けそう。
10大著者の解説ページで紹介されている、各著者の著作リストページも面白いです。
「この本がベストセラーとなり」と紹介されているのは、フォレスト出版とかディスカバー・トゥエンティワン、東洋経済新報なのに対し「○○は売れ行きがイマイチだったが」等の表現で紹介されている作品が、講談社とかマガジンハウス、主婦の友社等々のメジャーな出版社なのが面白い。
「買って損した!!」とは思わないけれど、得したとも思わない。
ビジネス書というジャンルの、売る側の意図みたいなものが、この本を読んでなんとなくわかったので参考にしたいです。
こういった本は、読み始めたら一気に読まないとダメだな、と改めて感じました。勢いのある本は、勢い良く読まないと、文章と自分のテンションにズレが生じる気がする。
さて、「ビジネス書」のトリセツ。
- 世に溢れるビジネス書のパターン
- 著者の読書術紹介
- 有名ビジネス書著者たちの解説
- ビジネス書の書き方
- 必読ビジネス書
- ビジネス書関連人物のマトリクス
帯には、「ビジネス書を200%活用する仕組みを作る!」だとか、「ビジネス書のスキルが加速度的に身につく!」と謳われていますが、それはちょっと誇張しすぎじゃない?と感じています。
そこまでじゃない、というか、280ページというページ数に対し対象世界が広すぎるから、そんなに深く掘り下げられていない。
ちゃんと語ろうと思うと、このボリュームでは無理でしょ、と思うのです。
私には、著者の水野氏の意図が最後まで読んでもわかりませんでした。
例えば、勝間さんに対して否定的なスタンスなのかどうか?とか。批判しているのかな〜と思うと、「別に批判じゃないんです」と言ってみたり。肩すかしをくらったというか、「え?あ?そうなの。ふーん」という気持ちで止まってしまう。
かといって「じゃぁ、まあ、試しに読んでみるか」と思えるところまで、踏み込んでもいなくて。
逆に考えると、ヘンな先入観を与えられないのでいいのかな、とも思います。
PART5のビジネス書の書き方。
これは、なぜ「書き方」を書いているのかが、わからなかった。
本を読んだらアウトプットしましょう!!ということの遠回しな表現かと思ったけど、なんか違う。
書き方のノウハウを説明することで、世に溢れているビジネス書なんて所詮・・・的な批判でもない。
「僕の感性、いとをかし」って言いたかったのかなぁ??
この本のすばらしいところは、2009年現在のビジネス書というジャンルを、明瞭に図表化しているところだと思います。
各パートの途中に挿入されている資料や、PART6後半のマトリクスなど、ジャンルや好みに偏らず「ビジネス書」をたくさん読んでいる著者だからこそ作成できる資料だと思いました。
ここで紹介されている本をピックアップしていけば、遠回りせずに面白い本にたどり着けそう。
10大著者の解説ページで紹介されている、各著者の著作リストページも面白いです。
「この本がベストセラーとなり」と紹介されているのは、フォレスト出版とかディスカバー・トゥエンティワン、東洋経済新報なのに対し「○○は売れ行きがイマイチだったが」等の表現で紹介されている作品が、講談社とかマガジンハウス、主婦の友社等々のメジャーな出版社なのが面白い。
「買って損した!!」とは思わないけれど、得したとも思わない。
ビジネス書というジャンルの、売る側の意図みたいなものが、この本を読んでなんとなくわかったので参考にしたいです。
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