年末、前髪がうっとおしくなったので美容院を予約しました。
予約の時にはカットのみをお願いしていたのですが、少し雰囲気を変えたかったので、美容院に着いてから「やっぱりパーマもお願いしたいのですが、今更変更しても大丈夫ですか?」と担当の美容師に聞きました。
あー、いいですよー、とあっさり言われ、雑誌を持ってきて
「どんなカンジにしたい?」と聞かれました。
あまり、きついパーマは嫌だったので「緩めなちょっとふわふわしたカンジで」と言いつつ、雑誌に載っているモデルさんを指差して「こんなカンジかな」と言ったら「この子みたいにするとあんまり(パーマかけてるって)わかんないよ」と言われたので、別の子を指差して「じゃあこのくらい(のパーマ)でお願いします」という会話をしました。
その美容院は、初めて行った所でした。少し前に新聞の折り込み広告が入っていたお店でカウンセリングをちゃんとやりますよ、って書いてあったので試しに行ってみたのです。
ところが、パーマ前のカットの時に「どのくらい切りますか?」も「前髪のボリュームはどうする?」も一切ナシ。
さらに、美容師同士が不機嫌そうな顔で耳打ちしあっているのが鏡ごしに何度も見られました。なんかカンジ悪いお店だなあ、と思っていました。
ロッドを巻いている時に新人のお兄さんがやってきて、まだ最後まで終わっていないのに、担当のおばさんはもう奥に入ってしまって出てこない。おかげで耳カバー(シャンプーハットの耳版みたいなヤツ)もはめてもらえず、温めている間にパーマ液が耳の中にどんどん入って来るし、目の中にも入って来るし、なんだかなあ、というカンジでした。
ついにはほっぺにもたれてきて、さすがにかゆくなったので自分の指でぬぐっていたら、担当のおばさんが苦笑いしながらやってきて、パーマ液がたれてこないように顔のまわりに巻いていたタオルを巻き直してくれました。
過去、あまりパーマをかけたことはないのですが、私は母に似てパーマがかかりにくい髪質。前かけた時の美容師さん達は大抵ロッドを外す前にかかり具合を見て「あーもうちょっと待っててね」と言います。
しかし、今回はかかり具合をチェックすることもなく外されたロッド。
シャンプーしてかわかしてもらった時、鏡に映っていた私の髪にウエーブは見られませんでした。
美容院にいる時点でパーマに失敗したことはわかっていました。
だけど、とにかく担当美容師の態度も新人のお兄さんの下手さ加減にも店内の雰囲気にも嫌気がさしていたので、特に何も言わず、カードも作らず帰ってきたのです。
家族には「どこにパーマがかかってるの?」と言われ、
知人に「パーマかけたんですよ」と言えば吹き出され、
自分だけでなく、誰の目にもパーマがかかっているようには見えない私の髪型。
しかし、しっかりパーマ分の料金はとられているのです。
おまけに、確実に髪は痛みました。
嫌だったけど、もう一度美容院に電話して
「パーマがかかってないからやり直して欲しい。担当者は別の人にして欲しい」と頼みました。
年明け早々、やり直しに行ったのですが、担当者は先日と同じおばさん。
申し訳ないとか、ごめんね、とか言う言葉は一切なく
「パーマ、弱かった?」
だけでした。
確かに私は緩くかけて欲しい、と頼んでいます。
だけど、雑誌に掲載されているモデルさんを一緒に見て仕上がりのイメージを伝えてあります。
それがすごく納得いかないのです。
結局、前回より細いロッドをつかってかけ直しました。
なんとなく「強めにかけときゃいいんだろ」というカンジでやられたという印象でした。
あぁ、大ハズレ。
もうあの美容院には二度と行くものか!!
実家に戻ってきて1年半。
なかなかココ! と思える美容院に出会えません………
最近のコメント