いよいよ師走に入ったので、来年のカレンダーにレーススケジュールを書き込んでみた。
書きつつ「MFJはアホなんじゃないか?」という気持ちになってくる。
来年の全日本ロードレース選手権、ほとんどがMotoGPか全日本モトクロスとかぶっている。
もっとも、全日本ロードも全日本モトクロスも参照したのは、各部会の報告ページであり、最終的な決定事項ではないので、11月29日に行われたという中央委員会(?)で変更されているかもしれないが…。
自分が全日本ロードのスケジュールを組めるのであれば、MotoGPのレースウィークは避けるし、全日本モトクロスのレースウィークともなるべくかぶらないようにする。
理由1。全日本ロードに参戦しているライダーは当然世界グランプリを目標としているはず。レースウィークがかぶっていれば、例えばネットで予選を見て、最高峰クラスのライダーがどうやってタイムアタックしているか、とか見ることができない。またMotoGPの決勝レースも、本人たちもレース中か移動中で、ビデオ録画とかでしか見れない。(もっとも来年、決勝日にテレビ放送されるのかが怪しいが)
理由2。ただでさえ、他のプロスポーツと比べて観客動員数が少ないモータースポーツ。ロードレースとモトクロスを同じ日に開催して、わざわざ貴重なモータースポーツファンを分散させるようなことはしない。
自分だったら、ロードレースとモトクロスとトライアルの開催日程をかぶらないように調整し、さらにそこに来年から参戦にMFJライセンスが必要となるスーパーモタードを絡め「全日本選手権SUGOパック」とか「全日本選手権中国セット」とかのセットチケットを作る。例えば「全日本選手権SUGOパック」チケットを購入すると、SUGOで開催される全日本選手権全てが見られる、というカンジ。セットチケットの価格を別々に購入するよりも安くなるようにして、ロードしか見たことがない人をモトクロスに、モトクロス好きな人にロードレースへ、とカテゴリー間にある隔たりをなるべく小さくできないか、と思う。そして、それぞれのファン層を拡大させていくことはできないだろうか、と思う。
スーパーモタードはそういう隔たりを小さくできる可能性を持っていると思う。モトクロス系の雑誌にはもちろん、ロード系の雑誌でもモタードについていろいろ取り上げられているんだし…。
わざわざMFJ格にしたんだから、低迷している国内モータースポーツを盛り上げるための起爆剤にすればいいのに。
ちなみに、スーパーモタードのスケジュールはまだ未定。
全戦のうち半分以上、ロードかモトクロスとかぶっていたら暴れるかもしれない。
2006年9月17日追記
モトクロスやトライアルはわからないけど、少なくとも国内ロードは「終わってるな」と感じる今日この頃。
少し前にトーチュウに「玉田がけっぷち」って記事が出ていて思った。
もし玉田がMotoGPのシートを失ったとしたら、日本人ライダーは中野のみとなる。
ヤマハに日本人シートがあると思えないし、ホンダだって。。。
玉田が抜けたところに日本人・・・と想像してみても、そこに入りそうな日本人が思い浮かばないのだ。
山口も徳留もまだまだ世界で通用するとは思えない。その前にイトシンに勝て、って話だし。
あのホンダにライダーがいないってのは、やっぱり大きな問題ではなかろうか。
・・・単純に玉田の後って考えれば、キヨナリがいるのか。
まぁ、どっちにしても国内でチャンピオン→MotoGPへ!! ってのは難しそうだなぁ。
中上君世代が中心になってくるとまた変わってくるのかしら。
最近のコメント