私はバイクに乗れません。
一応、クラッチ付きバイクに乗ろうと思えば乗れるし、スクーターにも乗れるけど、基本的には乗れません。いつの日か公道デビューしたいと思っているけれど、まだまだ時間がかかりそうです。
だけど、私の周りには仕事柄その道のプロがたくさんいるので、いわゆる耳年増だったりします。
昨日は、いつもの仲間と山の中でバイクと戯れてきました(もちろん自分は乗らない)。そこには某有名ライダーさんとか、某8耐ライダーさんとかもいたし、普段からその山に通っているおじさんたちもいました。
基本的には、誰を見ても「あーすごいなぁ」と思うのですが、ごく稀に「あんなに回さなくてもあの坂は登れるんじゃないかなぁ」などと思ってしまうことがあります。自分は乗ることもできないくせに…。で、仲間の人に「あれはどうなんだ」と聞くと、大抵ちゃんとした理由があったりして、やっぱり所詮耳年増は耳年増なんだ、と反省することになるわけです。
山の上の方にある広場へ歩いて行くのはちょっと大変なので、いつも後ろに乗せてもらって移動します。昨日も乗せてもらいました。跨がった瞬間「今日はタイヤがかたいなあ」と感じました。石だらけの坂を上る時もリアタイヤが左右に振られるし、なんかいつもと違う…と感じたのです。
その後、乗せてくれた人が遊んでいるところを見ていても、いつもだったら絶対失敗しないところで失敗したりしてて、空気圧が高いせいなんじゃないかなあ、と思っていました。
でも空気を抜いているところを見たしなぁ、どうせいつもの耳年増な勘違いだろう!と思うものの、やっぱり気になって後で「今日、空気圧高くなかったですか?」と聞いてみました。
すると「え!? わかった?そうなんだよー、だから調子でなかったみたい」という答え。
たまには自分の感覚もあっているんだ、と思ったらかなり嬉しくなりました。
よく、「バイクに乗らないくせに人が遊んでいるのを見に行ったり、レース見に行ったりして楽しいの?」と聞かれますが、楽しいです!!!
人が何かに夢中になっている姿は、見てて元気をもらえる感じがするし、自分では体験できない感覚をいろいろ話してもらうのは疑似体験できるような感じで興味深いのです。昨日のように疑似体験で学んだ(つもり)のことが実体験できることだってあるし…。
自分は頭でっかちだなぁ、と思うけれどやっぱりバイク遊びを見るのはやめられないです。
でも、そろそろ自分でバイクに乗る楽しみも味わいたくなっていますが。
2006年9月17日追記
相変わらずバイクに乗れないまま...
公道は走らないにしても、バイクに乗れたほうがもう少しいろいろなことがイメージできて
仕事にも役立つと思っているのに、なかなか免許をとりにいけないでいる。
多少乗れるようにはなってきたけど。。。
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