泣く程の感動を与えてくれたライダー。
2002年の最終戦鈴鹿2&4は、予選から体の震えが止まらないくらい祈りをこめて応援した。吉川さんが優勝し、ランキング上位のライダーが何位だかになるとチャンピオンの可能性もあったレース。そしてなによりR7と吉川さん自身の最後のレースになるかもしれない、って事前に聞いていたため、ものすごい気合いで応援した。吉川さんと辻村さんが連続でチェッカーを受けた時には、もうどうしていいのかわからないくらい嬉しかった。膝ががくがくして表彰式をまともに見ることができなかった。
2003年の鈴鹿8耐。気づいたらクラストップを走っていて、さらに総合で2位の位置にいた。残りの時間がなかなかすすまなくて、緊張しすぎて吐きそうになりつつモニタを見つめ続けた。チェッカーの瞬間はピットロードに入れてもらって、チームの人たちや関係者の人たちといっぱい握手した。振り返ったらホスピにご家族がいて涙が出た。クライアントと固い握手をし、何か言おうにも言葉が喉にひっかかって出てこなかった。
以前のエントリにもあるように、自分が気合いを入れて応援しているとそのライダーはチェッカーを受けることが出来ないことが多い。
しかし、吉川和多留というライダーは2回も目の前で表彰台にあがってくれた。トークショーとかに出れば、ますます応援したくなるような発言をしてくれる。
もう1回レース参戦してくれないかな。
2006年9月17日追記
今シーズン前半、ST600クラスに藤原儀彦選手が参戦した反面、
吉川選手のライディングを見る機会は激減してしまった。
鈴鹿300kmでは、予選には出場したものの決勝は中須賀選手一人でライディング。
そして、8耐ではブルーレーシングの第3ライダーとしてエントリー。
決勝で見ることはできなかった。
全日本開催中にサーキットに行けば吉川さんに会える機会は増えているのかもしれない。
ファンとしては接触機会がなくなるよりはマシだけど、
やっぱりレースをしている姿を見たい。
YONEZO軍団に圧倒されながら、一緒に声援を送りたい。
あーあ、来年あたり復帰しないかなぁ。
最近のコメント