4月3日月曜日。今日、ふと思ったこと。
【カブトガニは裏返ると死ぬのか!?】
今日、というよりは、前々からの疑問です。
結構いろんな人に聞いています。
もう何年も前のこと。
友人と海遊館に遊びに行ったのです。
カブトガニは、出口に一番近い水槽の中にいました。
ふと見ると、一匹のカブトガニが仰向けになってもがいています。
あれだけ硬そうなカラがあると腹筋とかできなさそうだなぁ、
(カブトガニに腹筋があるのか!?)
ちゃんと起きれるのかなぁ、と友人と話していました。
その時、一組のカップルがやってきて、私たちと同じように仰向けになっているカブトガニに見入っていました。
男の人が
「カブトガニって裏返ったら起きれなくて死んじゃうんだよ」
と彼女に説明している声が聞こえてきて、私たちはとたんに不安になりました。
カブトガニって天然記念物だし、水族館で死なせたらまずいんじゃないか、と思ったのです。
海遊館のスタッフに、カブトガニが仰向けになってもがいていることを伝えたほうがいいんじゃないか、とも話し合ったのですが、近くにいたのは警備員さんのみ…。
結局、後ろ髪をひかれつつもその場を後にしました。
それから、もう何年も経っているのに、いまだに
あのカブトガニ、どうなったんだろうなぁ、と気にかかっていました。
あの後、何回か海遊館に行ったのですが、そのたびにカブトガニの水槽をのぞいてみたり。
でも、目の前にいるカブトガニがあのときのカブトガニかどうか判別する術もなく…。
4年くらい前に、白石島へ行くフェリーの中から笠岡市立カブトガニ博物館を見つけたときには大騒ぎしました。
カブトガニを食べる地域もある、って聞かされたときはもっと驚いたけど…。
天然記念物って食べてもいいの!?
生きている化石なのに!?
まぁ、食べるくらいだからあのもがいていたカブトガニがあのまま死んでしまっていたとしても、海遊館としては大きな問題ではなかったのかなぁ、と少し気が楽になったりもしましたが。
最近、wikipediaで無駄にいろいろ調べるのにはまっているので
「カブトガニ」
でも検索かけてみたりしました。
しかし、裏返ったカブトガニが死ぬのかどうかは書いてありませんでした………。
答えは、例の笠岡市立カブトガニ博物館のホームページが教えてくれました。
Q8. 卵をうむときなどに、ひっくりかえったらどうするのですか?
A8. ひっくりかえったカブトガニはしっぽ{尾剣(びけん)といいます}を使ってじょうずに起き上がることができます。
また、波が高い日や船の波がたくさんやってくるような場所では産卵をしません。
なんだよ~、じょうずに起き上がることができるんだってさ。
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